ほんのひきだしでは、この年末年始も8日間にわたり、各出版社の文芸編集者の皆さんが「今、この作家を読んでほしい」とおすすめする、「編集者が激推し!2025年の注目作家はこの人」をお届けします。 浅野皓生(あさの・こうせい) ...
水は生命誕生の礎となり、地球という星そのものに独自の生命活動を与えた――本書はその起源から現在までの役割、さらに未来の可能性までを網羅した1冊だ。その結論として「いつかすべての海水が地球の内側に吸い込まれてしまうだろう」と言われたら、あなたは平静でい ...
著者は、コンサルタントを経て漫画業界に参入し、15年間この業界の分析と検証を行っている。そんな著者が、ビジネス視点に立ちながら、世界で通用するマンガのつくり方について考察を深めていく。本書を読むと、創作者たちへの愛がにじみ出ていて、胸が熱くなる。さら ...
各出版社の文芸編集者の皆さんが【いま注目の作家】を紹介する「編集者が激推し!2025年の注目作家はこの人」をお届けします。第2回は、本と、本を愛する人のために書かれた小説『物語を継ぐ者は』を2024年7月に刊行した実石沙枝子さんです。
全国の絵本屋さん、書店の絵本担当者3,000⼈の投票により、「今、もっともおすすめしたい絵本」を決定する「第17回MOE絵本屋さん⼤賞2024」(主催:⽩泉社、協⼒:朝⽇新聞社メディア事業本部、兵庫県神⼾市、松屋)の第1位に鈴⽊のりたけさんの『 ...
藤崎翔の最新刊を手に取って、期待に胸が高鳴った。そう本書は、『逆転美人』『逆転泥棒』に続く「逆転」シリーズの第3弾である。しかも『逆転美人』と同趣向の、本自体に仕掛けのあるミステリーだ。今度はどんな仕掛けを見せてくれるのか、楽しみでならないのである。
ところがある日、バイトのリーダー格である中野大地が砂浜で死体となって発見された。秀吾は慌てて警察に電話しようとするが、なんと6人中4人が通報に反対する。そのうち脅迫状らしきものが見つかって他殺の可能性が増すが、それでもなぜか警察に届けることを頑なに拒 ...
警告しておく。秋吉理香子『ガラスの殺意』は、時間のないとき「ちょっとだけ」などという思いで開かない方がいい。読み始めたら最後までやめられない。翌朝が早かろうが予定の時間が迫ってようが、途中でやめることができない。それほどの強烈な吸引力だ。
“本と出会うための本屋”文喫と「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)」のコラボレーションで「本とコスメのペアリング」を提案する期間限定のキャンペーンが、東京・原宿の「Maison KOSÉハラカド」内にある「SELECT ...
2025年には「ブラック・ショーマン」シリーズを原作とした映画の公開も決まっており、主演は「ガリレオシリーズ」でおなじみの福山雅治さん。映像化に先駆けて、話題作をチェックしてください。
恵利原が動機を雪川の才能への嫉妬と供述したことで、イタリアの作曲家サリエリがモーツアルトの毒殺を企てたという説にちなみ「サリエリ事件」と呼ばれた。同じ状況の再来に──けれどそこにはかつて存在していたふたりのクラスメイトがもういないのだという事実に、過 ...
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)で「書店員が選ぶ ノンフィクション大賞 2024」を受賞した文芸評論家の三宅香帆さん。そのお礼にと、全国の書店を巡って本を買うYouTube企画 「三宅がゆく」シリーズ ...