ハウス食品グループ本社は6日、中国・浙江省平湖市で14億円を投じた業務用カレーフレークの新ラインが9月に稼働したことを明らかにした。家庭用では調理機会が増えた新型コロナウイルス禍の「特需」が終わり落ち込んでおり、業務用カレーの生産・販売基盤を強化する。タイの機能性飲料事業では、ビタミンが「免疫」に良いというコロナ特需終了による落ち込みから回復した。
フィリピン統計庁(PSA)が7日発表した2024年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価の変動を除いた実質で前年同期比5.2%増だった。4~6月期の改定値6.4%増を下回り、5四半期ぶりの低水準となった。主力の個人消費が持ち直したものの、政府支出が伸び悩んだ。
2025年にも「超高齢化社会」(65歳以上の人口が全人口の20%以上の社会)の到来が予想されている台湾。超高齢化社会へのニーズに応じるため、幅広い分野の企業が製品やサービスをPRした現場を取材した。
ニュージーランド(NZ)自動車産業協会(MIA)は5日、今年10月の新車販売台数が1万2,571台と前年同月比2.9%減だったと発表した。今年は低調が続いており、年初来の販売台数は10万6,383台と前年同期を14.7%下回っているが、同月は1月に次いで2番目に多い水準となった。
マレーシアの国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは5日、10月の新車販売台数(輸出分含む)が前月比13.6%増の1万2,799台だったと発表した。国内シェアは18.1%と推計している。
インドネシア中央統計局は5日、2024年第3四半期(7~9月)の実質国内総生産(GDP)の成長率が前年同期比4.95%だったと発表した。成長率は第2四半期(4~6月)の5.05%から減速し、4四半期ぶりに4%台に下落した。1~9月の成長率は5.03%だった。
三菱電機は、東南アジアに初めて進出してから今年で55年を超えた。域内では、エレベーター・エスカレーターなどの昇降機事業、オフィスビルや工場、商業施設などに設置される大型空調機やルームエアコンなどの空調事業が主軸だ。
中国による停戦への圧力は「軍政寄り」だとして、国軍打倒を望む人々は同国への批判を強める。中国の介入がなければ、兄弟同盟などがミャンマーの第2都市マンダレーなど軍政の要衝に侵攻できたとみているようだ。
民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領の大接戦となっている米大統領選を5日(米国時間)に控え、トランプ氏が勝利した場合は米国の輸入関税が引き上がる見込みで、オーストラリア経済への打撃を懸念する声が出ている。また、ウォン外相やマールズ国防相は共和党の高官らとの関係確立でも奔走しているようだ。
中国の住宅販売は10月、今年に入って初めて前年同月比で増加した。中国不動産情報サービスの克而瑞研究中心(CRIC)によると、不動産主要100社の2024年10月の住宅販売額は前年同月比7.1%増の4,354億9,000万元(約9兆3,200億円)だった。前月比でも73%増加。中国政府の不動産支援策の効果が大都市の取引を中心に表れた。
香港政府統計処が1日に発表した9月の小売売上高(速報値)は、前年同月比6.9%減の295億6,800万HKドル(約5,800億円)で、7カ月連続のマイナス成長となった。減少率は前月の改定値から3.1ポイント縮小した。
台湾の行政院(内閣)人事行政総処の30日午後8時23分時点の発表によると、台風21号(コンレイ)の接近に伴い、台北市や新北市、高雄市を含む全県市が31日を対象に出勤・通学を停止する「停班停課」措置を実施する。