2024年2月には日本でも厚生労働省が「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表。その前後で、アサヒビールやサッポロビールがアルコール度数8%以上のいわゆる「ストロング系」とも呼ばれるアルコール度数の高い飲料を新規販売しない方針が話題となった。
米国の公衆衛生政策を統括するビベク・マーシー医務総監は、大統領の首席医療顧問として政府の新型コロナウイルス対策を主導したアンソニー・ファウチ氏を除いた誰よりも、科学を政治的に利用し、公衆衛生の指導者たちに対する信頼を損なってきた。3日には、同医務総監がまたやってくれた。マーシー総監は同日、アルコール飲料のラベルにがんの発症リスクに関する警告を表示するよう勧告する報告を発表してメディアの注目を集めた ...