Wi-Fi 6の拡張版であるWi-Fi 6Eが日本市場で解禁されてから約2年が経過した。クライアント端末がWi-Fi 6Eに準拠し始めており、ベンダーがさまざまな無線LANアクセスポイントを展開している。各社の機器や特徴的な技術を比較する。
総務省が2023年12月に電波法令を改正、国内通信を正式に解禁したことで規格の世代交代がスタートしたWi-Fi 7(IEEE802.11be)。160MHzに制限されていた帯域幅が320Hzまで拡大し、フルパフォーマンスが発揮できるようになった。
宅内ネットワークをちょいパワーアップしようと2024年、筆者宅に導入したのが、ネットギアのWi-Fi 6E対応無線LANアクセスポイント「WAX630E」だ。 インターネット接続はauひかり(10Gbps)で、ルーターはプロバイダーの貸与品から変更不可という制限があるため、だったらWi-FiルーターではなくWi-Fi機能オンリーの法人向けアクセスポイントの方が都合が良かろう、と思って選択したのだっ ...