順天堂大学の安藤美樹教授や寺尾泰久教授らはiPS細胞からつくった免疫細胞で子宮頸(けい)がんを治療する医師主導の臨床試験(治験)を始めた。今後、参加する患者を募集する。若い世代に多い子宮頸がんの効果的な治療法の確立を目指す。子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染により発症する。国内では1年間に約1万人の女性が子宮頸がんと診断され、約3000人が死亡する。30〜40代の患者が多いほか ...